スクリーンショットを iPhone モックアップの中に置く
素のスクリーンショットはインターフェースの長方形にすぎません。モックアップはその長方形に本体と影と置き場所を与えます。それが、書類ではなく製品として読ませる理由です。仕組みは単純で、間違えやすいのは縦横比、角の丸み、そしてデバイス周りの余白です。
端末本来の比率で撮る
使う予定のフレームと合う端末やシミュレータで撮影し、比率を最初から合わせてください。16:9の画像を19.5:9のフレームに引き伸ばすと全体がわずかに歪み、見る人が言葉にできないまま違和感を覚える結果になります。比率の合わない画像しかない場合は、伸ばすのではなく切り抜いてください。リストの一部が欠けても気づかれませんが、歪んだ文字は気づかれます。
角とノッチはフレームに任せる
モックアップに置く前に、画像編集ソフトでスクリーンショットの角を丸めないでください。フレームが画面をマスクするので、事前に丸めた角は二重の輪郭やにじみを生みます。ステータスバーやダイナミックアイランドも同様です。モックアップ側が描くなら撮影側では隠さないと時計が二つ出ます。よいツールは元画像の加工を強いるのではなく、これらをスイッチで用意しています。
余白を取り、それから背景を決める
カンバスの端に貼りついたデバイスは窮屈に見え、どの掲載枠でも切れ方が悪くなります。余白をたっぷり取り、そのうえで役割がひとつだけの背景を選びます。ストア用なら柔らかいグラデーション、SNS ならブランドの単色、ページ背景を透かせたいウェブのヒーローなら透明です。写真背景に手を伸ばすのは、アプリが物理世界を扱うときだけにしてください。そうでなければインターフェースと注意を奪い合います。
よくある質問
iPhone モックアップに実機は必要ですか?
不要です。シミュレータの画像でも、比率が合っていればどんなスクリーンショットでも構いません。本体はレンダリングされます。
特定の機種を見せるべきですか?
ほとんどの場合その必要はありません。中立で様式化された端末のほうが古びにくく、商標の問題を避けられ、新しいハードが出ても掲載情報が古く見えません。
書き出し解像度は?
最低でも目的サイズ、App Store 用ならクラスの正確な寸法で。2倍でレンダリングして縮小すると、曲面のある本体の縁がきれいになります。